小学生の人権作文の書き方とは?




小学生が人権作文を書くときもあるでしょう。

ここでは、小学3年生の人権作文の書き方とは?小学4年生の人権作文の書き方とは?についてご紹介します。

小学3年生の人権作文の書き方とは?

対人関係が小学3年生になれば変わってくるため、人権作文のテーマとしては友達に関するものが書きやすいでしょう。

友達が小学生でできて、この友達からいわれて思ったこと、悲しい思いを友達にさせた言動、友達が喜んだ行動や言葉がけなど、友達に関係することで体験したことは多くあるでしょうから、これについて書きましょう。

テーマとしては、次のようなものなどがあります。

  • 友達がいると幸せ?
  • 助け合ってわかったこと

このように、小学生の人権作文には、強く自分が思ったことを書くのがおすすめです。

友達以外のテーマのときは、身近にいる家族などが書きやすいでしょう。

例えば、小学生の時期であれば親がいうように動くのみでなく、自分の考えをいったり、親に反抗したりするようなことがあるでしょう。

このようなときに自分が親にいった言葉、親のそのときの様子などについて書いて、これについて自分がそのときに感じた気持ちを書いたり、親のそのときの気持ちも再度確認して書いたりするのもいいでしょう。

このような親と小学生のやりとりはありのままの遠慮が特にない姿であると思うため、自分が感情的になったときの気持ちを伝える方法について見直すきっかけにもなります。

また、自分を親が心配している気持ちや、大切に自分のことを思ってくれていることに気がつくなど、自分が人として尊重されていることがわかったというようにまとめるのもいいでしょう。

例えば、テーマとしては次のようなものなどが挙げられます。

  • 当たり前で気がつかなかったこと
  • いつも家族はみかた
  • 親の心にのこったことば

このように、人権作文のテーマにはどのような文章を書いているかを選ぶといいでしょう。

しかし、人権作文を書くということでも、まだ小学3年生であるため、結論として人権に対して理解が深くなったというような「~であるため、自分たちにとって人権は大事なものであると学びました。」などの文章にするのは少し難しすぎます。

小学3年生であれば、基本的にだいたい2枚~3枚くらいの400字詰めの原稿用紙であるとされているため、それほど難しいことを書かなくても問題ありません。

小学3年生が人権作文を書くときには、次のようなポイントをおさえておきましょう。

  • 自分の言動や相手の言動などについて自分が体験したできごとを書く
  • そのときに自分が思ったことや相手が思ったことなどを書く
  • その体験で学んだことやわかったこと、将来に活かせることを書く

小学4年生の人権作文の書き方とは?

小学4年生の人権作文のテーマとしては、小学4年生になれば他の人と比較するようになる、違いが出始めるということを考えて、差別、いじめというようなものがおすすめです。

人権作文のテーマがこのようなものであれば、普段の自分の友達との関係や教室でのできごとを思い出しやすく、振り返ることもできるでしょう。

テーマが考えやすいものであれば、文章としても書きやすくなります。

これ以外にも、特別支援学級が小学校にはあるため、この学級の子どもと関係するときもあるでしょう。

もし関係しなくても、このような学級があることはわかっているでしょう。

この学級の子どもについて、自分はかわいそうと感じるときもあると思います。

かわいそうということは素直に自分が感じることですが、本当にそうでしょうか?

自分がかわいそうと感じることが、ときには大きく相手を傷つけたりすることがわかる年齢でもあります。

自分のこのような気持ちや相手について感じる気持ちを、人権作文のテーマにしてみるのもいいでしょう。

例えば、人権作文のテーマとしては次のようなものなどが挙げられます。

  • 思いやりとはどのようなものか
  • 言葉が持つ力
  • 相手の立場で考えてみる

人権作文のテーマとしては、自分が書いた文章で最も強く自分が感じたことなどを選ぶといいでしょう。

小学4年生の人権作文は、だいたい3枚~4枚くらいの400字詰めの原稿用紙とされています。

人権作文を書くときには、次のようなポイントにわけると書きやすいでしょう。

  • テーマを選んだきっかけ
  • 本当にあったできごと
  • 今からどのようにしようと思ったか、学びや考えなどのまとめ

なお、本当にあったできごとについては、具体的に自分が思ったこと、感じたことと、相手が思ったことなどを書いていきましょう。




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